銅製押出機フィルターは、銅・無酸素銅・真鍮・ブロンズ・燐青銅の金網をコア基材とし、精密切断・プレス成型した押出機専用ろ過部品です。主な役割は、プラスチック溶融体中の焦げカス、未溶融粒子及び機械的不純物を除去すると同時に、銅材の特性を活用して溶融体温度を安定化させ、押出製品(薄肉パイプ、精密形材、ケーブル材料など)の成型精度と表面質感を確保することです。
コア特徴
- 温度感受性への適合性に優れる:銅材の熱伝導率はステンレス鋼の3倍以上で、溶融体温度を迅速に平衡化し、局部過熱による材料炭化を防止。PVC、PCなど温度に敏感なプラスチックの押出に特に適しています。
- ろ過除去が緩やか:銅金網の柔軟性はステンレス鋼より優れ、編み目が溶融体の衝撃で変形しにくく、20~500μmの不純物を安定的に除去できます。ろ過効果を確保すると同時に、低粘度溶融体の流動抵抗を低減します。
- 耐食性・抗付着性に優れる:紫銅・黄銅基材はプラスチック添加剤の有機酸、エステル類に耐食性があり、表面に材料が付着しにくいため、機械停止時の清掃で残留溶融体を速やかに剥離でき、清掃難易度を低減します。
- 軽量で取り付け易い:銅材の密度はステンレス鋼より低く、フィルター全体が軽量で小型押出機の軽量フィルターフレームに適合。取り付け・取り外しが簡便で、設備負荷を軽減します。
適用シーン
- 敏感材料の押出:PVCパイプ・異形材、PCフィルム、PET打包帯など温度変動に敏感なプラスチックの押出プロセス。
- 精密成型:電子線絶縁層、医療用精密プラスチック部品など低抵抗・高清浄度が要求される押出シーン。
- 小型設備:実験室用ミニ押出機、小型造粒機など軽量ろ過ニーズのシーン。
仕様選定
- 材質:紫銅(熱伝導性に優れ、高精度シーンに適合)、黄銅(硬度がやや高く、コスパ最適);
- メッシュ数:通常30~300メッシュ(材料の清浄度に応じて選択、低粘度材料は80~150メッシュが推奨);
- 形態:単層平織(汎用タイプ)、二層複合(除去効果を強化、不純物の多い再生材料の押出に適合);
- サイズ:円形(直径20~150mm)、四角形などにカスタマイズ可能で、各型式押出機のフィルターホルダーに適合。





